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ホワイトニングするなら歯医者がおすすめ?種類や効果を徹底解説

監修:歯科医師 高島 光洋


白い歯を見せて笑う女性の口元

歯の黄ばみが気になって思い切り笑えない、と悩んでいませんか?「ホワイトニング」は、歯の色を白くする方法として多くの方に知られています。しかし、その種類は、歯科医院で行う本格的な施術から自宅でのセルフケアまで様々です。
本コラムでは、多くのホワイトニングの中でも歯科医院で行うものが推奨される理由と、その仕組みや費用、持続期間などをわかりやすく解説します。ご自分にぴったりの方法を見つけ、清潔感のある白い歯を手に入れるための参考になれば幸いです。

【目次】
1.ホワイトニングとは?歯が白くなる仕組み
 1-1 歯科医院のホワイトニングは「歯の内側から漂白する」
 1-2 クリーニングやセルフホワイトニングは「表面の着色を落とす」
2.歯医者で行うホワイトニングの主な種類
 2-1 短期間で白さを実感するオフィスホワイトニング
 2-2 じっくり白くするホームホワイトニング
 2-3 効果を最大化するデュアルホワイトニング
3.ホワイトニングの費用の相場と持続期間
 3-1 施術ごとの費用の目安
 3-2 白さはどのくらい続くのか
4.歯科医院でホワイトニングを受けるメリット
 4-1 歯科医師による事前の口腔内チェック
 4-2 医療従事者しか扱えない高濃度の薬剤
5.知っておきたい注意点と副作用
 5-1 施術中や施術後の「知覚過敏」
 5-2 ホワイトニングができない歯がある
6.白い歯を長持ちさせるためのアフターケア
7.歯の色が気になったら、まずは歯科医院で相談を

ホワイトニングとは?歯が白くなる仕組み

ホワイトニングという言葉は広く使われていますが、実は、歯科医院で行うホワイトニングと市販の歯磨き粉などで行うホワイトニングとでは、根本的に仕組みが異なります。
簡単に言うと、「漂白」と「着色除去」の違いです。

歯科医院のホワイトニングは「歯の内側から漂白する」

歯科医院で行うホワイトニングは、主に「過酸化水素」や「過酸化尿素」という薬剤を使用します。これらの成分が分解される際に発生する活性酸素が、歯のエナメル質に入り込んだ着色物質(色素)を分解することで、歯そのものを白くします。
また、ホワイトニング剤には、エナメル質の構造を変化させ、光を乱反射させる「マスキング効果」もあります。これにより、歯の内側にある黄色い象牙質が透けにくくなり、より白く見えるようになります。

クリーニングやセルフホワイトニングは「表面の着色を落とす」

ホワイトニングとクリーニングはよく混同されがちですが、クリーニングで行うのは「歯の表面の汚れ落とし」です。
クリーニングとは、歯の表面に付着した茶渋(ステイン)やタバコのヤニ、歯石を取り除く処置のことを言います。ご自身の本来の歯の色に戻すことを目的としており、歯の色自体を白くすることはできません。
専門店や自宅で行うセルフホワイトニングも同様です。セルフホワイトニングで使用される薬剤には、日本の法律上、歯を漂白する成分が含まれていません。主に重曹やポリリン酸など、表面のステインを浮かせて落とす成分が中心です。
そのため、歯そのものの色を明るくしたい場合は、歯科医院でのホワイトニングが必要です。

歯医者で行うホワイトニングの主な種類

歯科医院で提供されるホワイトニングには、大きく分けて3つの方法があります。事前に違いを理解し、ご自身のライフスタイルや希望の白さに合わせて選ぶことが大切です。

短期間で白さを実感するオフィスホワイトニング

歯科医院で歯科医師や歯科衛生士が施術を行う方法です。高濃度の薬剤を塗布し、専用の光を照射して反応を促進させます。

〇メリット:1回の施術で白さを実感しやすく、結婚式などのイベントを控えている方に適しています。
〇デメリット:急激に白くするため、後戻り(色が戻ること)が比較的早い傾向があります。

じっくり白くするホームホワイトニング

歯科医院で作製した専用のマウスピースに、低濃度の薬剤を注入して自宅で装着する方法です。

〇メリット:薬剤がじわじわと浸透するため、白さが長持ちしやすいのが特徴です。自分のペースで進められます。
〇デメリット:効果を実感するまでに数週間から1ヶ月程度の期間が必要です。

効果を最大化するデュアルホワイトニング

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法です。

〇メリット:両者の「即効性」と「持続性」を兼ね備えており、最も効率的に、かつ高いレベルの白さを目指せます。
〇デメリット:2つの施術を行うため、費用は高くなる傾向があります。

ホワイトニングの費用の相場と持続期間

ホワイトニングは基本的に自由診療(保険適用外)となるため、歯科医院によって価格設定が異なります。

施術ごとの費用の目安

一般的な相場は以下の通りです。
ご自身の予算だけでなく、希望する白さのレベルや維持したい期間を考慮して、最適なプランを歯科医師と相談することが大切です。


種類 費用相場 期間の目安
オフィスホワイトニング 20,000円~70,000円 1~3回の通院
ホームホワイトニング 15,000円〜40,000円 2週間〜1ヶ月
デュアルホワイトニング 50,000円〜100,000円 通院 + 自宅ケア

※上記の費用には、事前の診査診断料やクリーニング代が含まれる場合と、別途必要な場合があります。施術前に確認するようにしましょう。

白さはどのくらい続くのか

ホワイトニングの効果は永久ではありません。食事や喫煙習慣によりますが、一般的な持続期間は以下の通りです。

◎オフィスホワイトニング: 3ヶ月〜6ヶ月程度
◎ホームホワイトニング: 6ヶ月〜1年程度

ホワイトニング終了後にも定期的な「タッチアップ(追加のホワイトニング)」を行うことで、理想の白さを長期間維持することができます。

歯科医院でホワイトニングを受けるメリット

なぜ、市販品ではなく「歯医者」での施術が推奨されるのでしょうか。そこには、医療機関ならではの安心感と確実性があります。

歯科医師による事前の口腔内チェック

厚生労働省の指針等でも示されている通り、ホワイトニングの前には適切な診断が必要です。虫歯や歯周病がある状態で強い薬剤を使用すると、激しい痛みを感じたり症状が悪化したりするリスクがあるからです。
歯科医院であれば、そのままホワイトニングを行なっても大丈夫か、治療を優先すべきか、歯科医師が診断することができます。

医療従事者しか扱えない高濃度の薬剤

日本の薬機法(医薬品医療機器等法)により、歯を漂白する効果のある高濃度の過酸化水素は「劇薬」に指定されており、歯科医師や歯科衛生士の管理下でしか使用できません(ホームホワイトニングで使われる過酸化尿素は劇薬指定ではありませんが、使用するには歯科医師の指示が必要です)。市販のセルフケア製品とは、成分の強さが根本的に異なります。
確かな変化と医療としての安全性を両立できるのは、歯科医院ならではの強みです。

知っておきたい注意点と副作用

ホワイトニングを検討する上で、リスクについても正しく理解しておく必要があります。

施術中や施術後の「知覚過敏」

最も多い副作用は、歯がキーンとしみる「知覚過敏」です。薬剤が歯の神経を一時的に刺激することで起こります。多くの場合、1日程度で治まります。しかし、痛みが強い場合は、薬剤の濃度を下げたり、使用時間を短縮したりする調整が必要です。
歯科医院では、知覚過敏抑制剤の塗布などの処置も受けられますので、症状が気になる場合は歯科医師にご相談ください。

ホワイトニングができない歯がある

以下のケースでは、ホワイトニングの効果が期待できない、あるいは施術が推奨されません。

◆詰め物・被せ物(人工物)
ホワイトニングの効果があるのはご自身の天然歯のみです。セラミックやプラスチックなど、人工歯は白くなりません。

◆神経のない歯(失活歯)
通常のホワイトニングでは白くなりにくいため、「ウォーキングブリーチ」という専用の処置が必要な場合が多いです。

◆テトラサイクリン歯
幼少期に特定の抗生物質を服用した影響による変色は、通常のホワイトニングでは限界がある場合があります。

◆妊娠中・授乳中の方
胎児や乳児への安全性が完全に確立されていないため、控えるのが一般的です。

白い歯を長持ちさせるためのアフターケア

せっかく白くなった歯も、その後のケア次第で色の戻り具合が変わります。

◎施術直後の飲食に注意する
ホワイトニング直後の歯は、表面を保護している「ペリクル」という膜が剥がれており、非常に着色しやすい状態です。施術後24時間程度は、カレー、コーヒー、赤ワイン、紅茶などの色の濃い飲食物は避けるようにしましょう。

◎適切なブラッシングと定期検診
日々の着色汚れ(ステイン)を溜めないように、再着色防止効果のある歯磨き粉の使用や、歯科医院の定期的なクリーニングの実施が、白さを維持することに繋がります。

歯の色が気になったら、まずは歯科医院で相談を

白い歯は、顔の印象を明るくし、清潔感や自信を与えてくれます。

歯の状態には個人差があり、気になっている歯の色を改善するための最善策は人によって異なります。
自分の歯がどのくらい白くなるのか、どのような方法が最も適しているのかを知るためには、専門知識を持つ歯科医師のカウンセリングを受けるのが一番の近道です。

当院では、無料カウンセリングも受け付けております。安全かつ着実に理想的な白い歯を手に入れるためにも、まずはお気軽にご相談ください。

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