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奥歯の銀歯を白くしたい!体に優しい治療方法とは

監修:歯科医師 高島光洋


目立つ銀歯をなくしたいと思ったことはありませんか?


以前つけた銀歯を白い歯にしたい、と思ったことはありませんか?金属の歯が見えることが気になって口を大きく開けられない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

いわゆる白い歯には、見た目がきれいになる審美性だけではなく、機能性においても優れたメリットがあるのでおすすめです。今回は白い歯の治療について詳しくご紹介していきます。

奥歯の銀歯が気になりませんか?

鏡で自分の口の中を見ると、前歯の色や形が真っ先に目に入ってくるでしょう。次に口を大きく開けてみてください。意外にお口の奥の方まで見えませんか?

特に下の奥歯は意外と目につきやすいです。銀歯が入っていると目立ちますし、お口全体が暗く見えてしまいます。

最初は「奥歯だから銀歯でも問題ない」と思っていても、後になって気になってきて「やっぱり白い歯に変えたい」と希望される方もいらっしゃいます。

実は銀歯は見た目に悪いだけでなく、材質が金属であるために次のようなトラブルの原因となる場合があります。

  • 表面に傷がついてプラークが付着しやすくなり、虫歯や歯周病のリスクが高くなる
  • 歯や歯茎が黒ずむ
  • 金属イオンが溶け出して金属アレルギーを引き起こす

このようなことからも、白い歯に変えることはメリットがあると言えるでしょう。

銀歯を白い歯に変えるには

銀歯の詰め物や被せ物は保険適用されているため、治療費用を安価に抑えることができます。そのため現在でも広く利用されていますが、現在では保険適用される白い材質の歯も出てきています。

しかし、保険適用される白い材質は、自由診療で使用する材質と比較すると耐久性や審美性に劣るため、治療内容や治療箇所によっては適さない場合があるので注意が必要です。

白い歯の治療について説明する前にまず保険診療と自由診療のメリットとデメリットを整理してみます。

保険診療

<メリット>
・国が定めている一定水準の治療を受ることができる
・治療費は3割負担

<デメリット>
・機能性を回復するための最低限の治療しか受けられない
・使用できる材質に限りがある
・審美的な改善は期待できない
・耐久性が弱いものもある

自由診療

<メリット>
・保険診療の細かなルールに縛られず、治療の種類、治療時間の幅が広がる
・審美面の改善も可能
・耐久性に優れた材質を選ぶことができる

<デメリット>
・保険診療と比較すると治療費用が高くなる

白い歯にする治療方法とは

保険診療と自由診療それぞれに白い歯の治療方法があります。

またそれぞれの治療には次のようなメリットとデメリットがあります。

保険診療

コンポレットレジン

プラスチックの素材
<メリット>
・歯を削る量が少ない
・治療回数が少ない

<デメリット>
・変色する
・強度が低いため、削る範囲が大きい治療には不向き

CAD/CAMインレー、CAD/CAMクラウン

プラスチックとセラミックを混ぜた素材

<メリット>
・コンポレットレジンより強度は高い
・広範囲の治療に対応が可能

<デメリット>
・変色する
・金属やセラミックに比べて強度が低いため、歯ぎしりや食いしばりによって割れたり欠けたりすることがある
・保険診療のルールにより治療できる歯に制限がある

自由診療

セラミックインレー、セラミッククラウン

セラミック素材
<メリット>
・変色しない
・耐久性が高い
・汚れがつきにくいため虫歯や歯周病のリスクが低い
・見た目に光沢感があり、より自然な色合いを表現できる

<デメリット>
・天然歯より硬く弾力が少ないために、噛む力でご自身の歯が割れてしまうことがある
・保険診療よりも治療費用がかかる

このように銀歯を白い歯に変える方法はいくつかありますが、治療内容や治療する箇所によって適した方法が異なります。そのため白い歯をご希望だとしても、後々のことを考えて他の治療を検討した方が良い場合もあります。

もし、銀歯のやり変えをお考えの方は事前に歯科医院で適切な審査・診断を受けたうえで相談をして決定することが大切です。

銀歯が気になったらひだまり歯科医院へご相談を

「以前は銀歯を入れたけれど、見た目が気になる」「白い歯に変えたい」とお悩みでしたら、ぜひ一度ひだまり歯科医院にてご相談ください。

お口の中の状態を適切に審査・診断をしたうえで、あなたニーズに合わせて最適な治療方法をご提案いたします。ご来院お待ちしております。

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